別の記事でアルゼンチンビーフの銘店をご紹介しましたが、よりカジュアルに
和気藹々といただける環境、そしてアルゼンチンビーフといえば!と必ず名前が
挙がる香港のアルゼンチンビーフを食す真骨頂のお店をご紹介します。
香港で数々の賞を受賞し、香港在住者、香港を訪れる旅行者に幅広く愛されている
アルゼンチンビーフの銘店がここ「TANGO Argentinian Steak house」。
日本人を見つけるのが難しいくらい、欧米人率の高いお店です。
肉好きで、体温が高そうな人達ばかりが集っています。
店内は、シックですがワイワイ楽しめるよう、適度な感覚で
テーブルが離れており、2~4名を中心に、8人~12人くらいの
お客様も楽しまれていました。奥には、全てのテーブルへサーブする
肉を焼く立派なグリルが鎮座しています。
肉メニューで使用するアルゼンチンビーフは、店内の肉専用の大きな
冷蔵庫でその状態を確認することができます。
TANGOに来れば、本場のアルゼンチンワインもリーズナブルから高級価格帯まで
幅広く多種揃えているので、いろいろなシーンで様々な値段のワインを楽しむことが
できます。
メニューは、前菜、メイン、サイド、デザートに至るまで、種類が豊富です。
でも、でも・・・いつも同じものをついつい頼んでしまうのです。
いつもリピート注文してしまうのが、「ガウチョ」という3種の部位盛り合わせ。
バランスよく、ちょうど良い量で食べ比べができるので、ついついこちらを
頼んでしまいます。
グリルしたて、アツアツの鉄板の上に塊肉の状態ででてきますので
一瞬確認したら、すぐにお店の方にカットしていただき、カットした肉を
再び席に持ってきていただくのがオススメ。テーブルと椅子の高さの関係で
自分では綺麗にお肉をカットできない場合があります。肉のカットはお肉のプロに
任せましょう!
6種類、付け合せのソースがくるので、全く飽きることがなく、最後まで
美味しくアルゼンチンビーフを完食できるのがTANGOの特徴。
写真は、奥の右からサルサ、中央チミチュリ、左奥青トマトの辛いソースです。
※チミチュリは、ハーブ、スパイスベースにオリーブオイル、ビネガー、にんにく
などをミックスした、アルゼンチンでポピュラーなソースです。
他にもクリーミーなホースラディッシュソース、ピリ辛なBBQソース、マスタード
計6種のソースがお肉についてきます。
サイドには、定点観測メニューのクリームスピナッチ&ケールと
ガーリックフライドポテトを。クリームスピナッチは、他店にもサイドメニューと
して定番ではあるのですが、密かにTANGOのものが一番クリーミーで味わいが
しっかりしていて美味しいのでは、と思っています。すごく好みな味です。
アルゼンチンビーフにはアルゼンチンワインを。特にオススメなのが
「マルベック」という品種のフルボディワイン。
マルベックという品種は、フランスのボルドー地方のボルドー赤ワインで
何種か使用しているぶどう品種のうち、サブ的な役割で使われる品種なのですが
アルゼンチンのマルベックは、主役でドーンと100%マルベックの赤ワインが
メジャー。プルーン、レーズンなどの干した果物の甘みに似たニュアンスが
ありながら、コクがあり、後味の余韻がスっとキレのよい赤ワインなので
お肉のお供にはピッタリ。
最近では、わざわざ日本からもTANGOのステーキ、グリルを食べに
香港を訪れる人もいるくらいです。気になる方、味わい深いTANGOの
アルゼンチンビーフをぜひ食べにお出かけください。
【店舗情報】
店名:Tango Argentinian Steak House
住所:1/F, Carfield Commercial Building, 77 Wyndham Street, Central
中環雲咸街77號嘉兆商業大廈1樓
電話番号:2525-5808
営業時間:ランチ 12:00-15:00
ディナー 18:00-23:00
定休日:なし
※人気店のため、必ず予約をしてからお出かけすることをオススメします。
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