渋谷・富ヶ谷の完全予約制食堂
月に4回営業、しかもFacebookのみの
告知で即予約が埋まる、という東京に
住んでいても行けるチャンスになかなか
恵まれない「Hitotema」が香港で
2日間限定のポップアップレストランを
開催する、ということでこれはぜひとも!
と参加してまいりました。
会場は、香港島のとある隠れすぎた
「Wing Leeプライベートキッチン。」
お店を探す謎めいたアプローチですが
到着したらとてもお洒落な空間でそれだけで心踊ります。
ファッション業界が長い「Hitotema」
主宰の谷尻直子さんは、体にいいものや
野菜を食べおわるころに自然に
摂取できるような体に優しい
「現代のお袋料理」をコンセプトに
旬の食材や自家製の発酵調味料などを
組み合わせてメニューを構成されて
います。香港でも、そのスタイルは
変わらずお料理の数々を提供されて
いました。
今回、香港ポップアップレストランの
ために考案されたコースは、デザートを
含めた8品構成。
香港らしいフルーツのドラゴンフルーツに
紫蘇、ジンジャー、ザクロを使用した
「季節の果物のスムージー」でまずは
酵素摂取。(日本でもスムージーを提供するスタイルだそう。)
「平目の刺身と柑橘のたれで」。
隠し味に使用した胡麻油が
ほんのりアクセントに。
「牛肉とひじきのわさびマリネ」。
麹も調味に使っているとのことで
複雑さと奥行きのある味に。
「白菜の味噌グラタン」
自家製味噌を使用したコクのある一品。
リフレッシュメントがわりの
柚子酒。
「麻婆豆腐」は白麻婆スタイル。
ほっこりする味わい。
山芋の角切りがアクセントの
「もち米玄米」は水分の加減が
素晴らしく、おかわりしたく
なるようなモチモチ感。
「大根のお吸い物おでん風」は
シンプルながら体がスッキリ
リフレッシュできる〆のスープ。
デザートの「はちみつのアイスクリーム」は、とろみある甘い日本酒をかけ
和製ラムレーズンのような感覚。
最後に加賀棒茶でスッキリと口の中を
しめてHitotemaワールド終了です。
参加者12名のうち、私含め日本人は
2名。10名の香港人の方の反応を
テーブルで直接感じられるので
こちらもドキドキしていましたが
皆さん一皿出るごとに熱心に耳を
傾け、味わい、完食!
香港の方に日本スタイルの
料理が受け入れられた反応が
こちらまで嬉しいです。
香港の家庭料理もどこかほっとする
共通点があるので、心地よい
感覚だったのでは、と想像して
います。
エキサイティングなポップアップ
レストランコースは880HKDでした。
次回を熱望するエキサイティングな
「Hitotema」ポップアップレストラン
また香港で開催されますように!
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