香港で生活する、というのは、ままならない気候の変化に体をチューニングしていくことも
含まれています。特に香港ではかなりの高湿度(80~100%!)に加え、時折発生する
霧なのかpm2.5なのかわかりづらい、外を歩くと真っ白な日もあります。しかも交通機関や
商業施設、オフィスはガンガンの冷房・・・。体の調子を崩しやすい環境だからこそ
香港の人は、ちょっとおかしいな、と思ったら体調を整える漢方、お茶、料理など
未病にする知恵や商品が多いのでしょうね。
かくいう私も5月はずっと体調が優れず、特に喉がやられ、胃の動きも悪かったのです。
見るに見かねた広東語の先生(香港人)が、家庭でよく常備されて飲む、という調子が
悪化する前にメンテナンスする漢方茶です。
15種類以上の漢方が配合されています。
広東語の先生からいただいたメーカーは「香港小童燕牌」というメーカーのもの。
紙箱の中は、こんなかわいい包みに入った個分けの漢方茶が入っています。
茶葉の状態で入っていますので、お茶ガラでいっぱいにならないよう、お茶パックを別途
ご用意いただき、カップ中にお茶パックを入れ、熱湯を注いでください。
1包みで4回はいける、とのことでした。
先生からは「苦いですよー」と、味について冗談まじりに脅されていましたが
想像していたより苦味が感じられなく、普通に飲みやすいお茶として楽しめました。
体の中を温める意味も含めて、このお茶は冷たくして、ではなくホットでお召し上がり
下さい。
香港人の方による、生活に密着してよく使われている商品や使用するシチュエーションの
情報は、とても貴重です。生活していても、そういう昔からの慣習とか文化って
わからないものです。薬局に売っているそうですので、一家に1箱常備しておくと
いざという時の備えになりそうですね。香港土産にもよろしいかと思いました。
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